ええ本でっせー☆

博士の愛した数式

博士の愛した数式

なにやら堅そうなネーミングだけど、すんごい心あったまる本でよかとです☆

1日10ページくらいしか読めなかったから随分時間がかかってしまった‥。

交通事故によって80分しか記憶が保てない元数学博士の元にベテランの家政婦とその子どもの「ルート」君が訪れて進んでいくストーリー。

記憶が事故直前で止まっているから毎日家政婦さんは自己紹介から始まる、という苦戦から始まる。


しかし、物語が進むにつれて、野球好きのルートと博士が仲良くなっていったり、昔の野球カードを通じてクライマックスを迎えたり、と超天才数学者なんだけど、童心を忘れていないってところがかわいらしい博士である。

80分しか記憶がもたなくて大変だけど子どもには常にむちゃ優しく接するってとこが温かい。子どもをこまらせちゃいかん!という台詞が素敵です。

難しい数式が出てきたりするけど、単に数字としてみるのでなく、そこにドラマが展開されるとすんごい完成されたものに見えてくる。そんな数字の不思議さも味わえる一冊。


とってもよかっとです☆

次はダビンチコードを読み出したぞ!

ダ・ヴィンチ・コード〈上〉

ダ・ヴィンチ・コード〈上〉

   なかなか難しそうだ